肌寒い季節がやってまいりました。
朝起きた時にノドが痛くなると「ヤツが来たな」と思います。
私はその日の朝からケアを冬用に変えます。
お気づきと思いますが、ヤツとは乾燥のことです。冬のお肌トラブルの大半が乾燥によるものです。
お肌がピリピリしたり、かゆくなっていませんか?
もうそれはヤツに侵食されています。
私もそうですが、寒くなると急に乾燥を感じ始めます。
それはなぜでしょうか?
11月になると最低湿度が低くなってしまいます。お肌が常に潤いを保てる湿度は70%ぐらいといわれています。
12月になると湿度が60%を切ってきますから、常時エアコンをつけっぱなしの職場などはさらに湿度は低くなります。
このためお肌だけでなくからだの内側からも乾燥し始めます。
お肌が乾くと、セラミドなどの保湿成分が失われ、モチモチとした肌の感触がなくなってきます。
すると、お肌の表面がカサカサした状態になり、そのままほったらかしにしておくとお肌のバリア機能が低下し、ちょっとした刺激でも過敏に反応するようになってしまいます。
こうなってしまうと厄介です。
保湿しようにもお肌が嫌がって、赤みがでたり、皮がポロポロはがれてしまう場合もあります。
冬の勝者になるためには、毎日の肌状態だけでなく、気候の変化にも注意することです。
また、気温も低下すると、血行が悪くなり代謝が滞ります。
もういつものパターンですよね。
お肌の生まれ変わりが阻害されると、シミやくすみがお肌に残りやすくなります。
さらにシワやニキビもできやすい肌状態になります。
それに乾燥が加わるとものすごい相乗効果ですよ。マイナスの…。
保湿はただ保湿クリームを塗りたくればよいわけではありません。
しっかりローションでお肌を整えてからクリームを薄くのばします。
クリームでベタベタのままですと、汚れがくっついて余計に肌状態を悪くしてしまいます。
しっかり肌の奥まで入れこんでくださいね。
肌状態によっては、許容を超えすぎてニキビがでる方もいます。
混合肌の方はバランスを崩すことにもなりますので注意が必要です。
肌馴染みがよく、しっかり浸透するクリームを選んでください。
冬にお手入れをサボると春先に老けた顔が鏡にうつることになります。
恐ろしいですね。
寒さだけでなく、乾燥も厳しい季節。一緒に乗り切りましょう!
「はるか」は美味しい!
本当に余談ですが、オーナーがレモンと間違えて、私のかわいい「はるか」を収穫してしまいました。
私が一番好きなミカンの品種なのです。
食べるのを楽しみにしていたのでショック…。
焼酎に浮かぶ「はるか」。
意外とイケるそうです。
「はるか」が出回るのは2月頃です。またお知らせします。